午後の野島水路、ムクドリの若が50羽ほど干潟に降りて、狩を
しています。
下の方に目をやりながら干潟を歩きます。

餌が居そうなポイントでは、何時でもエサが取れるよう、嘴を開い
て下から見上げます。

何回か下から覗くうちに、逃げ遅れたカニを見つけて咥え
ました。

チゴガニかコメツキガニでしょうか、食べやすいように振り回
します。

左の方に飛んで行ってしまいました。

ちぎれた1ぺんを拾って噛んでいます。残りの半分は足元で
あります。

「ヒヨイッ」と上に持ち上げてから呑み込みます。 野島のムクドリの幼鳥たちは、親鳥からカニを与えられて育ちま
す。一人立ちしてから、干潟に降りて、カニを探すようになります。
カニを食べるのは、野島のムクドリの「食文化」なのです。

昨日初めて渡ってきたキアシシギは、本日も野島に居残りました
。通常、秋の渡りで始めてきたキアシシギは1日で抜けてしまいま
す。この個体は珍しく2日も野島に居残りました。
本日の夕方はアオサギ君と同居していました。面白い2ショット
であります。

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